リカバリープラン

2019/10/25

毎日運動をする、読書をするなどのよい習慣も、一時的に中断してしまうことがある。

自分の意志とは関係なく、中断を余儀なくされることもあるだろう。

仕事が忙しくてまったく時間が取れないとか、旅行で通常の生活リズムが崩れてしまったとか。

あるいは、単にやる気が出なくてストップしてしまったということもあるかもしれない。

一時的に後退することはある。

それは予期しておくべきで、単にやる気が出ないのが原因だったとしても、自分を責める必要はない。

だけど、一時的な中断だったものが永続的な停止になってしまったら、本当の「失敗」になってしまう。

中断から復帰するプランを考えておこう。

ゼロに戻ったわけではない

まず、実際にはそんなに後退していないことを認識しよう。

よい習慣から得られる恩恵というのは基本的に蓄積するものだからだ。

後退したと思いがち 実際には累積している

もちろん多少の後退はあるだろう。運動をやめたら筋肉量は落ちるし、ダイエットを中断したらリバウンドは避けられない。それでも、最初に始めたときよりはずっと高いレベルにあるはずだ。

「もう全部ダメにしてしまった」と思って落ち込んでしまう必要はない。

段階的にもとのレベルに戻す

一時的に停滞しているだけだったとしても、もとの軌道に戻すのはなかなか大変だ。

特に、中断する前の負荷レベルが高かった場合は、いきなり以前と同じレベルに戻そうと思っても、尻込みしてしまうかもしれない。

そういうときは、無理せず少しずつもとに戻していくイメージを持つといい。

いきなり前と同じに戻すのはキビシイ 段階的に戻す

最初の一歩のハードルを思いっきり下げる

特に、最初の一歩が重要だ。

いったん中断してしまうと、最初の一歩を踏み出すのにエネルギーがいる。

逆に、最初の一歩さえ踏み出せれば、一度は身につけた習慣なので、びっくりするくらいあっけなくもとに戻れるはずだ。

最初に始めたときは階段を一段ずつ登っていく感じだったのが、こんどは三段飛ばしくらいで駆け上がれるだろう。

最初の一歩を踏み出すには、バカバカしいくらいにハードルを下げる戦術が有効だ。1

再開初日は「絶対に失敗しないとわかっている」超簡単なアクションを選び、それができれば「よし」とする。

できれば中断する前にやっていた、一番最初のアクションを選ぶのがいい。

例えば筋トレするときに一番初めに腕立て伏せをやっていたのなら、「腕立て伏せを1回だけやる」を1日目の目標にする。ピアノを練習するときにスケール練習から始めていたのなら、「Cメジャースケールを1オクターブだけ弾く」といった具合だ。

一時的に中断したとしても、いったん身についた習慣のループは完全に消えたわけではない。以前と同じきっかけ(キュー)を与えてやれば、ごく自然に再開できるはずだ。

まとめ
  • 一時的に中断したとしても、その成果は蓄積している
  • いきなりもとのレベルに戻そうとせず、ごく小さく再開する
  • 特に、最初の一歩は思いっきりハードルを下げる
  • 以前と同じ「キュー」を利用しよう

  1. これは新しい習慣を始めるときにも有効なテクニックだ。