[Alfredo (アルフレード)]
Libiamo, libiamo, ne' lieti calici, che la bellezza infiora;
リ・ビアー・モ・リ・ビアー・モ・ネ・リエー・ティ・カー・リ・チ・ケ・ラ・ベッ・レッ・ツァ・イン・フィオー・ラ
酒を酌み交わそう、美が花を添える愉快な酒盃で
libiamo
(< libare)乾杯する(原義は「(儀式で酒や乳を)神々に献ずる」)
ne'
(< nei)(前置詞 in + 定冠詞 i) 〜の中に(で)
e la fuggevol, fuggevol ora s'inebrii a voluttà.
エ・ラ・フッ・ジェー・ヴォル・フッ・ジェー・ヴォル・オー・ラ・スィ・ネ・ブリー・ア・ヴォ・ルッ・タ
儚い時が喜びに酔いしれるように
fuggevol
(< fuggevole)つかの間の
s'inebrii
(< inebriarsi; 接続法)酔う、陶酔する
Libiam ne' dolci fremiti che suscita l'amore,
リ・ビアーム・ネ・ドル・チ・フレー・ミ・ティ・ケ・ス・シー・タ・ラ・モー・レ
酒を酌み交わそう、恋が呼び起こす甘いときめきの中で
suscita
(< suscitare)引き起こす
poiché quell'occhio al core onnipotente va.
ポイ・ケ・クエル・オッ・キオ・アル・コー・レ・オン・ニ・ポ・テン・テ・ヴァ
あの抗しがたい眼差しが心に届いてくるために
Libiamo, amore, amor fra i calici più caldi baci avrà.
リ・ビアー・モ・ア・モーレ・ア・モール・フライ・カー・リ・チ・ピウ・カル・ディ・バ・チ・ア・ヴラ
酒を酌み交わそう、酌み交わされる酒盃のうちに、恋の口づけはより熱くなるのだ
avrà
(< avere; 未来)持つ(この部分の直訳は「恋は酒盃のうちに、より熱い口づけを持つだろう」)
[Coro (合唱)]
Ah! libiam, amor fra' calici più caldi baci avrà.
アー・リ・ビアーム・ア・モール・フラ・カー・リ・チ・ピウ・カル・ディ・バ・チ・ア・ヴラ
ああ! 酒を酌み交わそう、酌み交わされる酒盃のうちに、恋の口づけはより熱くなるのだ
[Violetta (ヴィオレッタ)]
Tra voi, tra voi saprò dividere il tempo mio giocondo;
トゥラ・ヴォ・イ・トゥラ・ヴォ・イ・サ・プロ・ディ・ヴィー・デ・レ・イル・テン・ポ・ミオ・ジョ・コン・ド
皆様の間にいると、私は自分の楽しい時間を分かち合うことができます
saprò
(< sapere; 未来)〜することができる
tutto è follia, follia nel mondo ciò che non è piacer.
トゥッ・トエ・フォッ・リ・ア・フォッ・リ・ア・ネル・モン・ド・チョ・ケ・ノ・ネ・ピア・チェール
この世で喜びでないものはすべて愚かなことなのです
ciò che
tutto ciò che ...「...であるすべて」(「喜びでないすべてのものは、」がこの文の主語)
Godiam, fugace e rapido è il gaudio dell'amore;
ゴ・ディアーム・フ・ガ・チェ・エ・ラ・ピ・ドエ・イル・ガウ・ディオ・デッ・ラ・モー・レ
楽しみましょう、恋の喜びは儚く、つかの間のもの
è un fior che nasce e muore, nè più si può goder.
エウン・フィオール・ケ・ナ・シェ・エ・ムオー・レ・ネ・ピウ・スィ・プオ・ゴ・デール
それは咲いては枯れる花であり、二度と楽しむことはできません
si
受動態の一種(「二度と楽しまれることはない」)
Godiam, c'invita, c'invita un fervido accento lusinghier.
ゴ・ディアーム・チン・ヴィー・タ・チン・ヴィー・タウン・フェル・ヴィー・ドアッ・チェン・ト・ル・スィン・ギエール
楽しみましょう、心地よい、燃えるような言葉が私たちを誘っています
invita
(< invitare)招待する、誘う
lusinghier
(< lusinghiero)喜ばしい、媚びた、お世辞の
[Coro (合唱)]
Ah! godiamo, la tazza, la tazza e il cantico la notte abbella e il riso,
アー・ゴ・ディアー・モ・ラ・タッ・ツァ・ラ・タッ・ツァエイル・カン・ティ・コ・ラ・ノッ・テア・ベッ・ラ・エイル・リー・ゾ
ああ! 楽しもう、盃と歌が、夜と笑いを彩ってくれる
abbella
(< abbellire)美しくする、装飾する(la tazza e il cantico が主語、la notte e il riso が目的語)
in questo, in questo paradiso ne scopra il nuovo dì.
イン・クエ・スト・イン・クエ・スト・パ・ラ・ディー・ゾ・ネ・スコ・プラ・イル・ヌオ・ヴォ・ディ
この楽園の中に、新しい日が我々を見出すように
scopra
(< scoprire; 接続法)覆いを取る、見つける
[Violetta (ヴィオレッタ)]
La vita è nel tripudio...
ラ・ヴィー・タエ・ネル・トゥリ・プー・ディオ
人生とは歓びのうちにあるのです…
[Alfredo (アルフレード)]
Quando non s'ami ancora...
クアン・ド・ノン・サ・ミ・アン・コー・ラ
人がまだ恋をしたことがない限りにおいては…
s'
(< si)誰かが、人は、人間は(非人称の主語)
[Violetta (ヴィオレッタ)]
Nol dite a chi l'ignora.
ノル・ディー・テア・キ・リ・ニョー・ラ
そんなことを言わないでください、恋を知らない者に
nol
= non lo (loはアルフレードの発言を指して「そのようなこと」)
[Alfredo (アルフレード)]
È il mio destin così
エイル・ミオ・デ・スティン・コ・ズィ
私の運命はそうなっているのです
[Violetta e Alfredo (ヴィオレッタとアルフレード)]
Godiamo, la tazza, la tazza e il cantico la notte abbella e il riso,
ゴ・ディアー・モ・ラ・タッ・ツァ・ラ・タッ・ツァエイル・カン・ティ・コ・ラ・ノッ・テア・ベッ・ラ・エイル・リー・ゾ
楽しもう、盃と歌が、夜と笑いを彩ってくれる
[Coro (合唱)]
Ah sì! godiamo, godiamo, godiamo... la tazza e il cantico la notte abbella e il riso, godiamo,
アー・スィ・ゴ・ディアー・モ・ゴ・ディアー・モ・ゴ・ディアー・モ・ラ・タッ・ツァ・エイル・カン・ティ・コ・ラ・ノッ・テア・ベッ・ラ・エイル・リー・ゾ・ゴ・ディアー・モ
ああ、そうだ! 楽しもう、楽しもう、盃と歌が、夜と笑いを彩ってくれる、楽しもう
[Violetta e Alfredo (ヴィオレッタとアルフレード)]
in questo, in questo paradiso ne scopra il nuovo dì
イン・クエ・スト・イン・クエ・スト・パ・ラ・ディー・ゾ・ネ・スコ・プラ・イル・ヌオ・ヴォ・ディ
この楽園の中に、新しい日が我々を見出すように
[Coro (合唱)]
godiamo, godiamo, in questo paradiso ne scopra, ne scopra il nuovo dì,
ゴ・ディアー・モ・ゴ・ディアー・モ・イン・クエ・スト・パ・ラ・ディー・ゾ・ネ・スコ・プラ・ネ・スコ・プラ・イル・ヌオ・ヴォ・ディ
楽しもう、楽しもう、この楽園の中に、新しい日が我々を見出すように
[Violetta e Alfredo (ヴィオレッタとアルフレード)]
ah! ah! ne scopra il dì, ah! ah! ne scopra il dì,
アー・アー・ネ・スコ・プラ・イル・ディ・アー・アー・ネ・スコ・プラ・イル・ディ
ああ! (新しい)日が我々を見出すように
[Coro (合唱)]
ne scopra il nuovo, il nuovo dì, ne scopra il nuovo, il nuovo dì,
ネ・スコ・プライル・ヌオ・ヴォイル・ヌオ・ヴォ・ディ・ネ・スコ・プライル・ヌオ・ヴォイル・ヌオ・ヴォ・ディ
新しい日が我々を見出すように
[Violetta e Alfredo (ヴィオレッタとアルフレード)]
[Coro (合唱)]
sì, ne scopra, ne scopra il nuovo dì
スィ・ネ・スコ・プラ・ネ・スコ・プラ・イル・ヌオ・ヴォ・ディ
そうだ、新しい日が我々を見出すように