このサイトについて

世の中にいわゆる「自己啓発」のたぐいの本はたくさん出版されている。

個人的には「自己啓発」という言葉になにかうさんくさい感じを抱いてしまうが、「自分を高める」ということに否定的な要素は一切ないはずだ。

実際、そういう本の中には役に立つものも多い。

うさんくさく感じるのは、中身がなく「自己啓発書を売ること」自体をビジネスとしている薄っぺらいものが溢れているからかもしれない。少なくとも一時期はそういう風潮というかブームのようなものがあった。

日本よりも海外のほうが優れているなどと思っているわけでは決してないが、英語圏のほうが学術的な調査や研究をベースとした本が多いように思う。日本語圏に比べると著者も読者も絶対数が圧倒的に多いので、ダメなものも良いものも単純に数が多いということかもしれない。

このブログは、そういう巷の本を「ユーザー」の立場で使ってみて学んだことを記事にしようと思い、始めたものだ。

そもそも、本に書いてあるアドバイスが本当に「ふつうの人」(または、「ふつうの人よりちょっと意志が弱い人」)にとって役に立つのかという疑問があった。

『時間術大全』という僕のお気に入りの本の中で「時間管理法の本といえば超人が書くものか、超人について書かれたものと決まっている」という記述がある1

もしかして、読者も超人でなければ実行できないのではないか。

僕自身、以前にいろいろな本を読んで、書いてあることを実行してみようとしたりもしたが、結局習慣として定着しなかった。

このたぐいの本は多くの実用書と同様に、買って読むだけではほとんど意味がない。

そもそも本に書いてあることを実行できる意志力がない人間はどうしたらいい?

そんな疑問に対する回答を見つけるために、試行錯誤して、その時々でうまくいったと思える考え方やテクニックを記録していくつもりだ。

同じ悩みをかかえている人たち(僕以外にもいると信じたい)のために、なにかひとつでも役に立つアイディアを提供できたら非常にうれしく思う。

読んだ本のうち、特に役に立ったと思うものについては、「参考文献」としてまとめてみた。気になるものがあれば、ぜひ読んでみてほしい。

筆者について

これを書いているのは人間だ。ロボットではない。

でも、ある意味で現実には存在しない人間だ。というのは、このブログを書くためにでっち上げたペルソナ(人格)だからだ。

「中の人」はこんなにポジディブではないし、ここで書いているようなことを全部実践しているわけでもない。

それどころか、「中の人」は先延ばしの達人だ! 何しろこのブログの構想を思いついてから実際に文章を書き始めるまで、5年間もなにもしなかったのだ。それでも、ここで書いているような考え方やテクニックを少しずつ身につけていったおかげで、いま皆さんにこの拙い文を読んでいただくことができている。

このブログの筆者は、いまキーボードを叩いている人間が作り出した別の人格だ。

そういうわけなので、匿名であることをお許し願いたい。

また、文体も外国のカジュアルな本をカジュアルに翻訳したような感じになるように意識している。

文章を書くのがもともと苦手なので、あまりうまくないのは承知の上だが、これについてもご容赦願えるとありがたい。

Aile
Icon made by Freepik

Aile (エル)

このブログの筆者。基本的に気まぐれに生きてきたが、ちょっとだけ心を入れ替えて真面目になろうと奮闘中。

ブログのタイトルはクラシック音楽に見られるイタリア語の楽想記号(「カンタービレ」のたぐい)から。「Capriccioso (カプリチョーソ)」は「気まぐれに」、「ma non troppo (マ・ノン・トロッポ)」は「しかし、はなはだしくなく」の意味。


  1. この文の続きは「が、この本には超人はいっさい登場しない。」となっている。でも、僕にはYouTubeやGMailのプロダクトデザイナー(この本の2人の著者)はじゅうぶん「超人」に見える。